第二回東北被災地巡礼行(2012/06/01~03)

6/1深夜、浜松を出発した月例行は先週の「炊き出し&視察ツアー」と今週の「桜生育状況&南三陸の皆さんとの交流&被災地視察」というたくさんの課題を携えてのアクションとなりました。
今回参加の浜松のF氏は特に浜松市民として「明日のわが街」はどうなるか・・・という切実な問題意識をもっての参加でした。

一番気がかりだった「なじょにかなるさ~千年桜」とマイ桜2本は、現地のみなさんがとても気にかけてくださりみごとに根付いていました。                                          
 
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植樹のための下見に行って来ました。

4/13~15日の植樹行きの準備のために東北に行って来ました。
そして桜ラインの記念すべき一本目が植えられる場所を確定してきました。

南三陸町歌津の馬場中山というちいさな漁村にその場所はあります。
そこもかつては美しいちいさな漁港とそれに続く漁村でした。しかしあの地震と大津波は
無惨にも全てを破壊し流し去りました。今穏やかに波の打ち寄せる漁港の湾には津波の爪痕の
防波堤の残骸が転々ところがっています。

船も網も道具もすべて失いました。しかし漁師の皆さんは再起を誓い、ようやく古い船を
手に入れ、わかめを育て今年のわかめの季節を迎えています。

海を見下ろす高台にかわいい小学校があります。こんなに高い場所にまで津波はきました。
小学校の建物も被害がひどく今はまだ休校中ですが、いずれはまた子供たちの声が聞こえる
ようになるでしょう。

その学校を見下ろす高台の土手に第1号の桜を植えます。
そして当時の様子を生の声でうかがいます。

未来に希望を繋ぐ「明日は我が身の桜ライン」のほんとうのスタートとなります。
被災者と明日は我が身の私たちが共感しあい支え合うこの活動が大きくそだっていくことを
強く強く願います!

植樹会情報はこちら→